この記事でわかること
- カタルーニャ国立美術館の無料入場日
- チケットの予約方法
- 最寄り駅からのアクセス方法
- 見るべき作品5選
バルセロナのミュージアムパス「アーティケット(Articket BCN)」に含まれる美術館の一つ、カタルーニャ国立美術館(MNAC)。
モンジュイックの丘に建つ、まるで宮殿のような美しい建物が印象的な美術館です。世界最大級のロマネスク美術コレクションを所蔵していることでも知られています。
スペイン旅行を計画していると「カタルーニャ」という言葉をよく見かけますが、これはスペイン北東部の自治州の名前です。バルセロナもカタルーニャ州にあります。
本記事では、無料で入場できる日やチケットの予約方法、最寄り駅からのアクセス方法を、初めて訪れる方にもわかりやすく解説していきます!
カタルーニャ国立美術館とは
カタルーニャ国立美術館は1929年にバルセロナで万博があった際の政府館として建設された建物で、1934年にオープンしました。

ヨーロッパ最大かつ最古のロマネスク様式のアート作品を見ることができる美術館として有名です。
個人的にはものすごく広くて歴史を感じる建物だったり、
ミュージアムショップが可愛かったりするところがおすすめポイントです!
基礎情報
| 所在地 | Palau Nacional, Parc de Montjuïc, s/n, Sants-Montjuïc, 08038 Barcelona |
| 電話番号 | +34 936 22 03 60 |
| 公式サイト | https://www.museunacional.cat/en |
| 営業時間 | 【冬季営業時間:10月-4月】 火曜‐土曜 10:00~18:00 日曜・祝日 10:00~15:00 【夏季営業時間5月-9月】 火曜‐土曜 10:00~20:00 日曜・祝日 10:00~15:00 |
| 休業日 | 1/1,5/1,12/25 ※念のため正確な情報は公式サイトの営業時間をご確認ください |
| 入場料 | 【主な通常チケット】 ・一般:12€ ・子ども(16歳未満) :入場無料 ・シニア(65歳以上) :入場無料 ※要身分証明書 ※訪問日・時間によってチケット価格が異なります。 |
| 入場無料時間 | 毎週土曜日 15:00~ 毎月第1日曜日 一般公開日 ※詳細は下記記事・公式HPをご覧ください! |
| アクセス | 地下鉄L1・L3番線「Espanya」駅 徒歩15分 |
カタルーニャ国立美術館へのアクセス方法
カタルーニャ国立美術館への主な行き方は4つです。
①メトロ(地下鉄)
②バス
③ツーリストバス
④FGC(カタルーニャ公営鉄道)
⑤その他(自転車・車など)
最寄り駅は①地下鉄L1番線もしくはL3番線「エスパーニャ」の(Espanya)駅です。
①地下鉄L1番線もしくはL3番線「エスパーニャ」(Espanya)駅から徒歩15分
駅を出て、レイナ・マリア・クリスティナ通りをまっすぐ南下します。
Googlemapで「Espanya」と検索してもうまく駅が引っかからないので、「Pl. Espanya」と入力しましょう。
②バス
以下公式サイトで紹介されているバスの線です。
・最寄りのバス停:55,150
・地下鉄と同じくらいの距離にあるバス停(徒歩15分)
65, 79, 109, 165, D20, D40, H12, V7
★55番線:「Museu Nacional – Museu Etnològic(2341)」 下車、徒歩3分。
最も推奨されているバス停です。
★150番線:「Piscines Picornell – Museu Nacional(344)」 下車、徒歩3分。
③ツーリストバス
ツーリストバスはレッドルートとブルールートがあります。
今回はレッドルートの「Museu Nacional d’Art de Catalunya」駅で、徒歩2分ほどです。
④FGC(カタルーニャ公営鉄道)
FGCの最寄り駅は「Estació d’Espanya」駅です。
ちなみにFGCの正式名称は「Ferrocarrils de la Generalitat de Catalunya」で、カタルーニャ鉄道のことです。州政府が運営する鉄道で、主にバルセロナ郊外へ行く市民が利用する手段です。
・R5, R6, R50, R60, S3, S4, S8, S9, L8:「Estació d’Espanya」駅。徒歩15分
カタルーニャ国立美術館の無料チケットについて
カタルーニャ国立美術館には無料開放日があります!
事前に予約が必要なので、HPをしっかりチェックしましょう!
無料開放日
無料開放日はこちらの3区分です。
・毎週土曜日 15:00~
・毎月第1日曜日
・一般公開日(9/11)
本記事では土曜日の15時以降の予約を取る形で解説していきます!
チケット区分
チケット区分は大きく分けて5種類です(2026年6月12日現在)。それぞれ公式HPと合わせてみていきます。
①General Admission
→無料チケットはここを選択します
②Basic Admission
③Sant Pere de Rodes and the Master of Cabestany※
③Basic Admission
④Museum + Poble Espanyol
⑤Museum + Vall de Boi
| チケット区分 | ||
| ①General Admission 一般チケット | 通常コレクション、特別展、展望テラスなど全てを楽しめるチケットです。 | 一般 12€ |
| ②Basic Admission 基本入場券 | 展望テラスへの入場チケットです。 | 一般 2€ |
| ③※特別展 | 特別展示のチケットです。通常のコレクションは含まれていません。 | 一般 10€ |

| チケット区分 | ||
| ④Museum + Poble Espanyol | ・美術館 ・スペイン村 への入場券です。 | 一般 20€ |
| ⑤Museum + Vall de Boi | ・美術館 ・サン・クリメント・デ・タウル教会 への入場券です。購入日から1年間有効です。 | 一般 15€ |

無料チケットの予約・入手方法について
無料チケットの予約はオンラインにて行います。
一般チケットを予約する流れで、日付け選択をする際に無料開放日を選びます。
① トップページの右上の「TICKETS」マークをクリック

② 「General Admission」を選択
こちらが一般的なチケット購入画面です。
①の「General Admission」をクリック。

③ 「General」を選択

④ 訪問日時を選択
本記事では土曜日の15時以降が無料になる場合のチケット予約を進めているので
以下土曜日(Sa)をクリック

選択すると、確認画面が出てきます。「×」でOKです。

訳)指定された日の午後3時以降は美術館への入場は無料ですが、入場者数を適切に管理するため、オンラインで事前予約(一般入場)が必要です 。事前予約された方は優先的に入場できます。
次のページで15時以降の「FREE」を選択しましょう。

⑤ カートの中の確認画面
一般チケット(12€)の選択でしたが、しっかり0€担っていることを確認

⑥ 名前やメールアドレスなど予約者情報を入力

⑦ 支払い方法を選択
支払い方法を選択し、必要な情報を入れたら完了!メールアドレスにチケットが届きます!

見るべき作品5選
カタルーニャ国立美術館はおおきく分けて2つのフロアがあります。
順路に沿って5選、ご案内します。
グランドフロア(1階)

入口(ENTRANCE)を入って左、1番から順に進みます。
《サンタ・マリア・ダネウの壁画》:Room4
- MNACを代表するロマネスク壁画の一つ。
- 独特の色彩や表現も見どころです。
誰もが気になりすぎるこの6枚の羽根を持つ男性、彼は「セラフィム(Seraphim)」です。天使の9階級の中で最も神に近い最上位に位置しており、「燃え盛る者」や「熱する者」を意味するとされています。


2枚:顔(または頭)を覆う用=神の御顔を直接見ないため
2枚:足を覆う用=謙遜を示すため
2枚:羽ばたいて飛ぶため そうです。
《サン・クリメント・デ・タウル教会の後陣壁画(キリスト像)》:Room7
- MNAC最大の目玉!
- 世界的にも有名なロマネスク美術
- 「これを見るために来る人もいる」レベルです。絶対にはずせません!

鮮明にするとこんな感じです。サン・クリメント・デ・タウル教会の一連の壁画の一部で、こちらが本物です。美術館が修復や保存の役割をはたしている、というのが実感できますね。

《バトリョのキリスト像(Majestat Batlló)》:Room10
- 木彫作品ですが、とても存在感があります。
- 壁画だけじゃないんだ!と印象に残る作品です。
個人的には手足まで長袖のチュニックを着用しているのが珍しいタイプだなと感じました。
円や植物のモチーフが鮮やかに描かれていますね。

ファーストフロア(2階)

Ramon Casas (ラモン・カザス)の作品群:Room54
- カタルーニャ近代美術を語る上で欠かせない画家。
- 人物画も見応えがあります
《タンデムに乗るラモン・カザスとペレ・ロメウ》

カタルーニャ出身のラモン・カザス。当時のバルセロナでは、芸術家たちがカフェに集まり、作品やアイデアについて語り合う文化がありました。
その代表的な場所が『4匹の猫(Els Quatre Gats)』です。この作品はもともとそのカフェに飾られていた絵画で、現在はカタルーニャ国立美術館で見ることができます。
当時まだ若かったピカソも『4匹の猫』に通っていました。同じ空間でこの作品を目にしていたのかもしれませんね。
Antoni Gaudí の家具・装飾作品:Room65
- 「ガウディ=建築」だけではありません。家具やデザインも展示されています。
- バルセロナ旅行との相性も抜群です!
《Upright chair from Casa Calvet(カルベットチェア) 》

「カルベット」というのは人の名前です。つまりカルベットさんのための椅子です。
第一回バルセロナ建築年間賞を受賞したガウディの作品、《カサ・カルベット》のために作られた椅子という事です。今は1階がレストランになっているので、ぜひカサ・カルベットでこの椅子のレプリカに触れに行くのも楽しいかなと思います。
最後に
カタルーニャ国立美術館は、美術作品だけでなく、壮大な建物やモンジュイックの丘からの景色も魅力のひとつです。
館内は広いため、すべてをじっくり見ようとすると意外と時間がかかります。気になる作品やエリアをあらかじめ決めておくと、より充実した時間を過ごせると思います。
無料開放日やチケット予約もうまく活用しながら、ぜひ素敵なバルセロナ観光を楽しんでください。


