スペイン観光と言えば必ず訪れるべき「サグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)」。スペインのバルセロナで建築中の巨大な教会で、建築家アント二・ガウディの代表作の一つです。
「正直言って、どこを見ればいいのかわからない!」となるのが海外の観光名所。特に建築物。事前にオンライン上でサグラダ・ファミリアを観光することで実際に訪れたときの感動は2倍になること間違いなしです。
本記事そんな観光前の予習にばっちり!無料のバーチャル(ビジュアル)ツアーを紹介します!
サグラダ・ファミリア とは?
サグラダ・ファミリア ~基礎情報~
正式名称 | Temple Expiatori de la Sagrada Familia |
住所 | Eixample, 08013 Barcelona, Spain |
設計者 | アント二・ガウディ(初代建築家はビジャール) |
着工開始 | 1882年 |
完成予定 | 2026年 本当は300年かかると言われていました! |
世界遺産登録年 | 2005年 ユネスコ世界文化遺産です。 |
★Coming soon!「サクラダ・ファミリアを徹底解説!行き方・見どころを紹介!」
サグラダ・ファミリア の意味
Sagrada(sagrado)=聖なる,神聖な
Família=家族
カタルーニャ語で「聖家族教会」を意味しています。
つまり、イエス・キリスト、養父ヨセフ、聖母マリアに捧げられたキリスト教の聖堂です。
斬新なデザインなので、本来の建築物としての意味が分からなくなりがちですが
あくまでも教会!内外いたるところにキリスト教に関連した装飾が見られ、
特にわかりやすいのは外装、「イエス・キリスト」の生涯がテーマになっています。
サグラダ・ファミリア ~超簡略歴史~
1882年 | 初代建築家ビジャールがデザインしたプロジェクトとしてスタート |
1883年(翌年) | アント二・ガウディが交代 |
1926年 | ガウディが亡くなり、弟子が引き継ぐ |
2026年 | 完成予定 |
バーシャルツアーからわかる、見るべきポイント!
実はサグラダ・ファミリア、公式HPにて無料で建造物内を見ることができます。
URLは最後に紹介しますが、すぐにでも見たい方はこちらのバーチャルツアー(公式HP)ページどうぞ!
まずは4点!最低限押さえておけば現地を訪問した時に感動するポイントです。
①誕生のファザード(門)
②受難のファザード(門)
③聖堂内部
④アプス(祭壇の後ろ)
①誕生のファザード(門)~Nativity Façade~
入場してすぐ目の前に見えるのが、この「誕生のファザード」です。旅行雑誌や現地でもよく「ファザード」という言葉を目にしますが、「門」という意味です。

Nativity=出生,誕生
Façade=門
ちなみにNativity(ネイティビティ)とはイエス・キリストの生誕の様子を表す言葉で「キリスト降誕物語」とも呼ばれます。
②受難のファザード(門)~Passion Façade~
入場門から内部を通過し、反対側に出るとこの「受難のファザード」に出ます。

Passion=受難(そのままパッションと読む第一意は「情熱」ですが、「受難」の意もあります)
Façade=門
ちなみに「受難」って何?となるかと思いますが、イエス・キリストの「受」けた「難(苦しみ)」のことです。生涯の終わりに苦しみを受けたこと、特にイメージし易いのは十字架の苦しみではないでしょうか。
③聖堂内部

画面下の△▽◁▷でぐるっと内部を見渡すことができます。
ズームもできるので、ぜひ近くによってみましょう。
④アプス(祭壇の後ろ)
祭壇の後ろの部分です。
西洋建築の聖堂や教会などの建物よくある部分で、半円形の内部空間のことです。

apse=後陣、アプス
サグラダ・ファミリアのアプス部分にはパイプオルガン、椅子などがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このバーシャルツアー、英語やスペイン語にはなりますが、学校の美術の授業の教材にしたり、生徒がこのページを見ながら情報をまとめていったりするなど、とてもよい教材になります。
今後、もっと「サグラダ・ファミリア」で見るべきポイントをまとめていきます!!
どうぞお楽しみに!